食事の量を増やすと、母乳が増えるかも!

産後、産院の食事の量に驚き!

産院の食事の量に驚き!
出産後、産院での入院生活が始まり、一番私が驚いたのはその食事の量でした。

朝から1合分ほどもありそうなくらいの白飯に、野菜のおかずが2品、魚の切り身が一切れに具のしっかり入った味噌汁。

おまけにデザートとして果物までありました。

昼食と夕食はさらに品数や量が増えましたし、15時にはおやつも出てきました。

病気をして入院しているわけではないので、普通の食事が出てくるのは当然です。

ですが、入院中の食事と言われるとなんとなく質素なイメージがあった私は、赤ちゃんに母乳をあげるとはいえ、こんなにたくさんの量を食べても良いのだろうかとびっくりしてしまいました。

授乳室で助産師さんが説明してくれたところによると、母乳育児の間は普段よりも摂取カロリーを350キロカロリーほど多くする必要があるとのこと。

産院の食事は栄養士さんが栄養バランスの良い献立を考えているので、何も気にせずにどんどん食べた方が良いと言われました。(すっごいお腹が減るので、毎回ペロリw)

看護師さんにも毎日、ごはんを完食できたかどうか確認されたほどです。(私は全く問題なしw)

「母乳をちゃんと出したいのなら、無理をしてでもきちんと食べてね」

と念を押されることもありました。

退院後の食事には一苦労・・・

作る余裕がなく産後はパンをかじる
ただ、この食事の量に関する問題は、退院後の私を苦しめることになりました。

自宅に戻ったとはいえ、まだまだ身体は本調子ではありません。

昼夜を問わず泣き続ける赤ちゃんに対応するため、睡眠不足でふらふらです。(毎日ゲッソリ。)

退院直後の私には、母乳のために食事の内容や量に気をつかうような体力なんて、まったく残っていませんでした。

朝は食パンをそのままかじるだけ。昼は赤ちゃんを抱っこしながら塩むすびを食べて、夜はやっと夫が買ってきてくれたお弁当でまともな食事ができていました。

ですが、栄養バランスと量、どちらも満足できるようなお弁当はなかなかありません。

市販のものは、添加物も入っているので、毎日それを食べるわけにもいきませんでした。

そうは言っても、慣れない育児と、大泣きする我が子を横目にして、料理をする気力はありませんでした。

結局、当時は、お腹にたまればなんでもいいやという感じでした。

母乳を増やしたいなら、食事は無理してでもちゃんと食べた方がいい!

授乳中の食事はとっても大事
今だから言えます。

母乳で育てたい人は、里帰りして1か月くらいは母に頼って、きちんとした食事をとった方がいいです。

旦那さんが食事を作れる人なら、産後1か月だけでもなんとかお願いしてみると良いとおもいます。

どうしても頼れない方は、産後1か月の食事を冷凍保存しておくのも手だと思います。

産後ふらふらだった私がこのあとどうなったかというと・・・

もともとちゃんと出ているのか心許なかった母乳が、さらに出なくなりました。(チーン・・・。)

また、私の体重も、日に日に減っていきました。

このときばかりは、「痩せて嬉しい~!」と喜べるような心の余裕はありませんでした。

退院して1週間くらいのことだったと思います。

母乳が満足に出ないのに加え、体重がかなり減ったときに、「あぁ、このままじゃマズいな。ちゃんとしなきゃ!」と自覚しました。

出産前は、とにかく産んでみれば何とかなると考えていた母乳育児。

順調に進めるためには、もっともっと事前の準備が必要だったなぁと思います。

食事の量を増やすと、母乳が増えるかも!

鍋を食べて母乳が増えた!
そんなこんなで、退院後1週間で、母乳を増やすために、食事の量と質も見直しました。

やる気があっても、慣れない育児に大泣きする我が子の状況は変わりませんから、たくさんのおかずを作る余裕はありませんでした。

産院での助産師の指導で、鍋物が母乳には最高の食事だということを思い出し、栄養バランスは鍋の中に入れるたくさんの野菜で摂りました。

また、白米はまとめてたくさん炊くようにして、いつでも解凍して食べられるように、冷凍しておきました。

パンを食べるくらいなら、おにぎりを食べるよう気を付けました。

極端な私の場合、産後1か月くらいの食事は、1日3食が鍋物だったと思います。

鍋物に麺を入れて気分を変えてみたりして、意外と飽きずに食べられましたよ!(鍋が好きなので♪)

食事意外でも小腹が減れば、一口おにぎりを食べるようにしていました。

外出でも、しばらくはミニおにぎりを持って出かけていました。

母乳育児は、甘いものと脂っこい物は控えた方がいいかも

授乳中は脂っこいものはNG
私は、乳腺が細かったようで、産後2か月のときに乳腺炎を経験しました。

母乳が出る人がなるイメージですが、乳腺が細くて母乳の出が悪い人もなるようです。

まさに私は後者。

乳腺炎は本当に辛いですよ。

その後も、1回、2人目でも2回、合計4回なった私・・・。(どんだけw!!)

そんな私が、授乳中に控えていたものは甘いもの脂っこいものです。

特に、疲れているときにこういったものを食べると白斑か酷くて乳腺炎になりました。

甘いものも、脂っこいものも、普段そんなに食べている自覚がなかったんですが何度もおっぱいが詰って、

「あぁ、これでもダメなんだな。」

と自分の血液の流れ?というか体を理解するきっかけになりました。

母乳をあげていない今でも気になったりしています。

実際に、産院でも、

「乳製品とかは危険!」
「牛肉とかの脂っこいお肉も危険!」
「カロリーが高くて栄養満点なお餅も危険!」

と言われました。

やっぱり、詰まりやすい食べ物ってあります。

詰まりやすい食べ物って、母乳を不味くするそうですよ。

詰まってなくても、赤ちゃんの母乳の飲みが悪くなったという方は、食事内容を見直してみるといいかもしれません。

母乳ママが食べない方がいいもの
  • カレーなどのルー物
  • お餅(お正月が危険です)
  • ポテトチップスやバナナチップスなどの油で揚げたお菓子
  • 砂糖を多く使った煮物
  • 脂が多めの牛ステーキ
  • 洋菓子などの乳製品を使ったお菓子
  • 砂糖の多く使われた和菓子
  • など

    母乳の出については、体質も関係するところですので、同じものを食べても全く詰まらない人もいます。

    あくまで、私の場合の1例ですので、絶対に食べちゃダメなんだ!と思わないでも大丈夫ですよ。

    ですが、私のように母乳が出づらく、しかも詰まりやすい人は、注意した方がいいと思います。

    甘いものが食べたい!どんなお菓子なら食べられた?
  • くず餅
  • ポン菓子
  • 麩菓子
  • きなこ棒
  • フルーツ
  • ゼリー
  • など

    授乳中のおやつは、昔ながらのおやつや自然の甘味ばかり。

    というか、すぐ詰まるので、こういうのしか食べられませんでした。

    とは言っても、量の摂りすぎは危険ですよ!

    少ないと言えど、お砂糖が使われてますので。

    食事制限まで必要だなんて、母乳をあげるのって、本当に大変だなと思いました。

    カレーやお餅など、食事での制限は他にもたくさん料理があるし、そこまで問題なかったのですが、甘い物は別です。

    妊娠中から無性に甘い物が好きになったので、控るのにとてもストレスがたまりました。

    ちょっとした息抜きに、食べたくなるんですよね。

    ケーキとか、クッキーとか。特に洋菓子が。

    これらのおやつで我慢するのに、本当に苦労しましたよ。(だから、4回も乳腺炎・・・w)

    ⇒詰まり知らずのスルスル母乳!初回980円ハッピーベジー♪