赤ちゃんが吸い付けない!混合から完母への成功体験

赤ちゃんがおっぱいに吸い付けない!

口が小さくて赤ちゃんがおっぱいに吸い付けない
私の知人の話です。

そのママの赤ちゃんは、体は大きく生まれたのですが口が小さめの赤ちゃんでした。

体が大きく生まれたため、食欲は旺盛で生まれた直後から「お腹が空いた」と泣いていたそうです。

ですが、そのママの乳房は出産直後から異様に大きくなり、赤ちゃんの口におさまらない大きさになっていました。

母乳の出はとてもよかったようで、赤ちゃんが吸いつかなくてもポタポタと母乳があふれてくる状態でした。

母乳が出ていても、母乳育児が思うようにできないこともあるんです。

赤ちゃんがどんなに吸いつこうと必死になっても、口の大きさと乳首の大きさがあまりにも合わないため、物理的に直接母乳を与えることは無理だったようです。

母乳を哺乳瓶であげることにしたけど・・・

母乳を哺乳瓶で
退院後は、母乳を搾乳して哺乳瓶に移し替えて与えるようにしていました。

最初のうちは、乳房に軽く手を添えるだけで母乳が出てきたようですが、次第に出が悪くなってきたようです。

どうしても搾乳してから哺乳瓶で与えると、直接飲ませるよりも時間がかかってしまうため、搾乳が間に合わない時にはミルクを与える混合育児になっていたからでした。

母乳は、出せば出すほどたくさん生産されます。

ミルクの量が増えて、段々と母乳の出が悪くなってしまったようです。

赤ちゃんの食欲は、成長とともに旺盛になって、ミルクの消費量も日増しに増えていきました。

しかし、ミルクの量が増えると、今度は別の悩みが・・・。

赤ちゃんが、便秘がちになってしまいました。

そこで、そのママは、また母乳の量を増やそうと決意したんだそうです。

母乳育児がしたいと思ってから

一般的に混合育児から完全母乳へ移行するためには、吸いつかせる回数を増やしてミルクの量を減らしていく方法が主流だと思います。

ですが、そのママ場合、直接吸わせることが物理的に難しかったため、完全母乳へ移行するために、とにかく搾乳の量を増やしたそうです。

混合育児からいきなり完全母乳へ移行しようとすると、精神的にもプレッシャーになるため、とりあえずは搾乳する母乳量を増やして、ミルクはやむを得ないときにだけ飲ませるようにしていました。

時間があれば、飲む飲まないにかかわらず搾乳し、冷蔵庫にストックしておいていたようですよ。

搾乳、搾乳、搾乳の日々で、腱鞘炎に悩まされていました。

搾乳機でもやっていましたが、結局、絞り残しがあるので、最後は手です。

大変そうでしたが、赤ちゃんがおっぱいを吸えないので、搾乳しか方法はなかったようです。

混合育児から完全母乳へ脱却するためには、とにかく搾乳して母乳をたくさん出すしかないと言っていました。

努力のかいあって、搾乳回数を増やしたら、段々と母乳量が増えたみたいですよ。

そのママの場合、生後5か月のころには、混合育児から完全母乳へ完全に移行することができたようです。

生後5か月、赤ちゃんも成長し、おっぱいから吸えるようもになってきていました。

赤ちゃんの飲む量も多くなって、母乳も増えていったみたいです。

経済的にもとっても助かったと言っていました。

ミルクとの混合から完全母乳への成功のカギ

ミルクとの混合から完全母乳へ
そのママさんは言っていました。

いきなり混合育児から完全母乳へ移行しようと思っていたら、精神的にもつらくなっていたと思います。

もしも「混合育児から抜け出したい」と思うならば、徐々に母乳量を増やしていくことが成功のコツらしいです。

私が思うには、『ミルクはやむを得ないときだけ』と決意したことかなと思います。

また、ときにはミルクに頼るという、ストレスフリーな心も、搾乳を継続し、母乳が増やせた秘訣なのかなと思います。

母乳を増やすには、やはり、母乳を出すことが大切なようです。