扁平乳頭?陥没乳頭?まさか乳首の形で悩むとは(あんママ)

乳首の形で悩むなんて

まさか乳首の形で悩むなんて!

当たり前に母乳育児が出来ると思ってたのに

乳首の形で悩むなんて
出産前は、当たり前のように母乳育児をすると思っていましたし、産んだら母乳が出て、生まれたら赤ちゃんは普通に飲むものだと信じていました。それがあたり前で普通のこと。産んだら自然とそうするのだろうという感じに、頭から思い込んでいたのです。しかし、母乳育児ってそんなに甘いものじゃないんですよね。出産して最初の授乳。赤ちゃんは吸い付きましたが、授乳後の体重は5グラムのプラス。たった5グラムだなんて!次の日も次の日も、ほとんど飲む量は増えませんでした。

『扁平乳頭』って何!?

助産師さんに見て貰ったところ、『乳首の形が問題なのかもね』と。その時初めて、扁平乳頭・陥没乳頭という言葉を知りました。扁平乳頭とは、その名の通り乳首が平たいというか、突起が乏しい形状のことだそうです。言われてみればわたしは立派な扁平乳頭でした。あまり他人と比べたりするものではないこともあり、自分の乳首が人と違うということに全く気づかず出産まできてしまったんですね。ちなみに陥没乳頭は、乳首がへこんでいる状態なのだとか。内側に引っ込んでいて、引っ張り出したら赤ちゃんが飲める状態になる人も多いみたいです。わたしは扁平乳頭と言われましたが、陥没乳頭とギリギリ?くらいの危ういラインでした。幸い柔らかめで引っ張ればある程度伸びる余地があったので、頑張れば授乳できるレベルということでした。

乳首の形が問題だと分かって

特訓スタート!

助産師さんに扁平乳頭や陥没乳頭の授乳についていろいろ教わり、特訓のスタートです。一般的に、扁平乳頭や陥没乳頭の人は乳頭吸引器という器具で乳首を突出させ、赤ちゃんが吸いやすいようにしてから授乳するのだそうです。いろんなタイプがあるようで、お値段も500円程度から9000円近いものまでありました。比較的軽度?というか、柔らかく伸びるタイプの乳首なため引っ張り出しやすかったので、一番安いポンプタイプを使いました。強く吸引しすぎて痛かったり、張ってしまって吸引した途端母乳が吹き出したこともあり、慣れるまでは苦労しましたね。あと、扁平乳頭や陥没乳頭の人は、マッサージして乳首を柔らかくするのも効果的らしいです。扁平乳頭・陥没乳頭についてのブログなんかも参考にしましたが、妊娠中から乳首マッサージをするべし!と書いている産科医のブログもあり後悔。妊娠中に分かっていたら、最初から赤ちゃんにたくさん飲ませてあげられたのかも、と申し訳なくなりました。

準備しておくことの大切さを実感

準備しておくことの大切さを実感
なにはともあれ、吸引器とマッサージのおかげでわたしの陥没乳頭ギリギリの扁平乳頭も、段々と吸いやすい形になってきました。赤ちゃんの成長に伴い吸う力も強くなり、生後5ヶ月くらいには母乳育児もすっかり軌道に乗りました。母乳育児をするために、妊娠中から自分の乳首の状態を知り、マッサージなどで準備をしておくことの大切さを、たくさんのプレママさんに知ってもらえたらいいなーと思いながら、ちょっと思い出して書いてみました!