授乳中、おっぱいが「痛い!」と感じたときの原因と解決策

おっぱいが痛い

授乳中の痛み

授乳をしているお母さんにはおっぱいのトラブルはつきものですよね。授乳というのは神聖な行いですが、同時にお母さんにとっては痛みとの戦いであることもあります。もしもおっぱい痛いと感じた場合、そこにはどんな原因が考えられるのでしょうか。そしてどのような解決策があるのでしょうか。ここでは胸の痛みにつながる原因と解決策について紹介します。

乳首が痛い!!

まず、おっぱい痛いというよりも乳首が痛いという場合、それは赤ちゃんがおっぱいをしっかり吸えていないということ、そしてお母さん自身がまだ授乳に慣れていないこと、が挙げられます。赤ちゃんに授乳するときには、赤ちゃんが乳輪まで咥えられるように授乳しなければいけません。乳首だけ咥えると乳首のトラブルにつながります。また、お母さんの乳首が平らであったり、陥没していたりすると赤ちゃんが吸いにくくなってしまい、乳首トラブルにつながることがあります。

おっぱいが痛い!

また、授乳中のおっぱい痛いというトラブルは多くが胸が張ってしまってそれが痛みにつながるということです。長時間授乳することができず、おっぱいが作られすぎてしまったり、油っぽいものや甘いものなどを食べ過ぎたことにより乳腺が詰まってしまったり、ということが考えられます。人によって食べたものの影響が出やすい人もいますし、何も食べても大丈夫という人もいますが、特定のものを食べた後で胸が痛くなるという場合は食べ物の影響かもしれません。さらに赤ちゃんに授乳している最中、新鮮なおっぱいが出ていくことによってその刺激が痛みとなっている場合もあります。これは感覚の問題ですので、人によって違ってきます。

痛みを感じたら、どうしたらいいの?

痛みを感じたらどうしたらいい?

乳首が痛いなら

それならば、このような痛みを感じたときにはどのような対策方を取ったら良いのでしょうか。赤ちゃんが乳首をしっかりと咥えていないことによるトラブルならば、まず赤ちゃんの抱き方を変え、乳輪までしっかりと咥えてもらえるように工夫をしましょう。特に生まれたばかりの赤ちゃんはまだまだおっぱいを吸うことが上手ではありませんので、慣れてくるに従って上手になります。また、乳首の形に問題がある場合はニップルカードなどを使うこともできます。

おっぱいが痛いなら

胸が張ってしまってどうしても痛いという場合、とにかく授乳や搾乳をこまめに行うことによって乳腺が詰まらないように気をつけましょう。ホルモンの影響により、赤ちゃんのことを考えたり泣き声を聞いたりするだけで胸が張るというお母さんは少なくありません。そのように感じたら、とにかく授乳や搾乳をするように心がけましょう。胸が張ってしまって搾乳をするのが痛いという場合、お風呂に入ったりして血流が良い時に行うと痛みが和らぎます。また、体を冷やさないようにすることにより、乳腺がつまらないようにすることも可能です。そして食事にも気をつけましょう。特に生クリームなどの乳製品をたくさん摂取すると乳腺が詰まりやすくなると言われています。それ以外にも油っぽいもの、そして辛いものには注意が必要です。

なかなか痛みが引かない、どんどん痛みが増してくる、などという場合は病院で相談しましょう。やはり専門家に診てもらうほど信用できる事はありません。赤ちゃんの検診の時などに尋ねてみても良いでしょうし、胸が痛い場合は病院に行くということも大切な決断です。