授乳トラブルは、みんなが通る道!
赤ちゃんのご飯と言えば、母乳かミルク!
このことを知っているママやパパはたくさんいるのですが、母乳育児や授乳(ミルク)のトラブルについて知っている方は意外と少ないです。
なので、いざトラブルに遭遇すると、家庭にまで及ぶ深刻なトラブルとなったりします。
ママはもちろん、パパも大変な思いをしながら育児をしている家庭もあります。
我が家も、その1家族でした。母乳トラブルでとても悩み、主人にも強くあたっていたと反省します。
この、授乳トラブルの危機に面している、赤ちゃんやお母さんは結構多いです。
授乳トラブルにはどんな物があるのか、また、トラブルの時にどう対処していけばいいのか、これらを知っておくことは、産後の夫婦円満の秘訣だと思います。
脅すわけではありませんが、母乳をあげるママは、かなりのストレスや痛みを抱えながらの母乳育児になります。
心の準備をしておいて、損はないと思います。
私はこんな授乳トラブルに悩みました
母乳育児が大変で、母乳をあげてれば誰もが授乳トラブルに悩む可能性があることは分かりましたでしょうか。
ここからは、実際にどんな悩みが出てくるのか、私の体験を共有しますね。
1、母乳不足
産後すぐに、また一番悩んだのは、母乳不足です。
母乳はすぐに出るようにはなりません。
赤ちゃんがおっぱいを飲むのも、ママが授乳をするのも、お互い初めてのこと。
当然、下手くそです。(授乳姿勢には苦労しましたw)
また、ママの身体は赤ちゃんの吸いつく力に反応して、段々と母乳が作れる身体に変わっていきます。
母乳がスムーズに出るまでの進度は、人によりますが、だいたい産後3か月は、安定しないと思っていてください。
3か月くらい経てば、母乳育児ができるのか、ミルク育児になるのか決まってくると思います。
つまりは、それまでは母乳育児にするのか、ミルク育児にするのか決めなくても大丈夫ということ。
3か月経てば、自然となるようになっています。あまり悩まず、母乳育児をしたい方は、産後の3か月を、いろんな事を試しながら、なんとか乗り切って欲しいなと思います。
私の母乳を増やした方法が気になる方は、『母乳をじゃんじゃん出す方法』にお進みください。
2、乳頭トラブル
私は、母乳育児はもっと微笑ましいものかと思っていました。
順調に母乳が出るまでは、痛みとの戦いです(苦笑)。
ですが、初めを乗り越えて、母乳がスムーズに出れば、皆さんが想像しているような、幸せな時間に変わりますから安心して下さい。
乳頭トラブルも産後すぐに悩みます。
赤ちゃんもママも、授乳に慣れてくれば、自然となくなります。
下にある白斑だけは例外で、疲れをためないことも、母乳育児には大切です。
■裂傷(亀裂)
赤ちゃんの吸い方が原因で乳頭が損傷するトラブルです。
浅飲みになっていると、乳首が赤ちゃんの吸引力に耐えられずに、切れてしまいます。
授乳(ミルク)トラブルの大半は、これが原因で起こるようです。
傷口が治らない状態で授乳しなければならないので、かなりの痛みです。
赤ちゃんがお母さんの反応にびっくりしまい、母乳を飲まないこともあるようですよ。
私の場合は、私の反応で赤ちゃんが飲まなくなるということはありませんでしたけど。
とにかく激痛との闘い。
ひーひー言っていました(笑)。
■白斑(はくはん)
白斑は、乳頭の先が炎症を起こして、ニキビのような白い粒が乳首に出来ます。
だいたいが、乳頭部にできて、母乳がつまると炎症を起こして発症します。
疲れていたり、脂っこい食事を摂るとなりやすいです。
血液の流れが良い状態を保つのがいいですね。
白斑も炎症なので、赤ちゃんに吸われるとかなり痛いです。
■水泡
水泡は、文字どおり水の泡のように肌に湿疹ができる状態。
水ぶくれです。乳頭に水ぶくれや血豆といったものが出来ます。
これも、赤ちゃんの吸い方が原因。上手におっぱいに吸い付いていないと、乳首が耐えきれずに水泡や血豆となってしまいます。裂傷と同じように傷なのでかなり痛いです。
対処法を知りたい方は、『乳首が痛いときのえりママ流おっぱいケア!』へおすすみください。
3、乳腺炎
白斑がひどく、詰まりが取れない場合に乳腺炎に発展したり、菌がおっぱいに入るとなります。
高熱が1、2日出て、おっぱいが赤く熱をもって固くなります。
何もしていなくても、かなりの痛みを伴います。高い熱も出るので、本当に辛いです。
私も人生で4回なりました。
1人目のときに3回だったかな。あと、2人目のときにも2回です。(どんだけ~笑)
疲れているときや、脂っこいものを食べた後になりやすいです。
乳腺炎についてもっと知りたい方は、『乳腺炎に冷えピタは絶対にダメ!』へおすすみください。
さいごに
母乳育児が怖くなってしまったらすみません。
私が悩んだ授乳トラブルは、多くのママが体験していることと思います。
決して、稀なケースではないんです。
みんな多かれ少なかれ、授乳について何かしら悩んでいます。
母乳育児は、本当に大変です。でも、母乳がスムーズに出るようになれば、とても幸せな時間になります。一人で悩まず、深刻な場合は、医師や助産師など、頼れる人に相談するのも良いと思いますよ。