母乳外来で聞いた、冬になりやすい乳腺炎の改善方法!

母乳外来で教えてもらった冬の乳腺炎対策

寒い冬に出産!

寒い冬に出産
北海道に住む、友人の話です。友人は、初めての出産を迎えたのが、雪の降る冬の寒い時期!!産後まもなくの授乳はとても難しかったようで、赤ちゃんもうまくおっぱいを吸えませんでした。その度に、手で搾乳し、与えていたようです。授乳は難しかったものの、ホルモンは順調で、入院生活中におっぱいがどんどんと張っていきました。でも、授乳は相変わらずうまく行かず、寒い時期と言うのもあって、出が悪くなっていました。どうやら友人、元々冷え性だったようです。ですが、「いつものことと」とあまり気にしませんでした。

入院している間は、授乳の度に看護師さんが手伝ってもらっていました。おっぱいマッサージの仕方から、実際に赤ちゃんに飲ませる上手なやり方法を教えてもらいましたが、思う様にはいかず苦労したようです。結局は退院まで、赤ちゃんは10CC程ですら、おっぱいからは飲んではくれなかったみたいですよ!(大変w)自宅に戻ってからも、授乳の時間になる度に、母乳を飲ませてみますが、「咥えては離し」の繰り返し。最後には、ミルクを作って与える混合育児になっていったとのこと。

どうして飲んでくれないの!?

友人は、「なぜうまく飲めないのだろう」と、カチカチに固くなっていくおっぱいを、マッサージをして、不安な日々を過ごしました。一度母乳がうまく出れば、赤ちゃんも飲みやすくなると聞いたので、産院で教えてもらったおっぱいマッサージをひたすら続けたようです。ですが、全く効果なし。おっぱいはどんどん固くなり、そして、おっぱいが熱くなり、火の玉の様になるのを感じました。数日その症状が続き、しまいには痛みを感じるまでになってしまいました。あまりの痛さに、一日に何度も床に座り込んでは泣いていたようです。

おっぱいはどっしりしてるのに、搾乳をしてもうまく母乳が出ません。次第に、どんどん重くなり、熱もまして、とうとう痛みで耐えられなくなりました。そして、赤ちゃんにおっぱいをあげる事が出来ず、友人は、ついに母乳外来へと足を運んだのです。(当時、友人は乳腺炎になったことがなかったので、自分がどういう状況なのか、分からなかったと言っていました。)

母乳外来にかかって、初の乳腺炎ということが発覚!

乳腺炎が発覚!
おっぱいの様子をまずは見てもらい、生活習慣や体質を聞かれたようです。後に言われたのが、『乳腺炎』。乳腺炎は冬になりやすい事が多く、原因のほとんどが、冷えからくるものと言われたようです。普段のマッサージだけではなく体の内側から冷えを改善させないといけないので、冷たい飲み物だけでも、内臓が冷えておっぱいの血流が悪くなります。その結果、母乳の出が悪くなるとの事でした。

友人は、マッサージをやっているだけでは駄目だと言うのが分かり、この日を境に生活習慣から見直す事にしました。ちなみに、母乳外来では、友人がどんなにマッサージをしてもうまく出なかったのに、固まった母乳も出してもらう事もできたようです!どっしり重たかったおっぱいも、スッキリしたようです。

母乳外来で教えてもらった、冬に乳腺炎にならない方法!

母乳外来で教えてもらった冬の乳腺炎対策
これも友人から教えてもらったのですが、冷えた体から作られた母乳は、美味しくないんですって!知ってました?冷えた母乳は、飲まない赤ちゃんもいるようですよ。友人いわく、冬の乳腺炎はコレで、乗り切れる!と言ってました。

・体をよく休ませ、冷えない事
・体の循環を良くするために、まめに水をとること
(冬場は水分を取りにくくなってしまいがち)
・甘いものを控え、バランスの良い食事を取ること
(おっぱいがつまる原因)
・ストレスを溜めないこと
(ご主人も、出来る限り家事を!)

友人は、母乳外来に行ってから、ご主人も出来る限り家事をしてくれるようになったと言っていました。(乳腺炎パワー凄いw)乳腺炎のおかげで、体を休ませる時間も増え、1週間で体が軽くなるのを感じ、おっぱいも固くなりすぎたり、熱を持つ事はなくなったようです。

乳腺炎になりやすい体質を克服してから、乳腺炎には、その後1度もならなかったとのこと。乳腺炎のなりやすい冬は、注意して過ごした方がいいです!体に負担をかけずに、生活習慣を見直していけば、乳腺炎になりやすい人も、改善されるのではとのこと。是非この体験談を元に、皆さんも生活を見直し試してみて下さいね。