産後の夫婦喧嘩、夕方はママの限界時間

生後2か月くらいから余裕ができたけど・・・

生後2か月くらいから
産後すぐ母乳が出ず辛い思いをした私ですが、子どもが生後2月過ぎるころには、母乳が段々と出始めてくれていました。とはいっても、母乳が安定して出ているかというと、それはNO!夕方から夜間の授乳は、溜まっていた母乳が絞り出され、空っぽになってしまうのか、母乳の出が悪くなるのか、単なる赤ちゃんの黄昏泣きなのか、子どもが愚図ることが多かったです。育児はというと、オムツ替えや、沐浴や、抱っこなど、こちらも段々と慣れてきて、食事の用意やら、洗濯やら、家事をやる時間を見つけてできるようになってきました。赤ちゃんも自宅の環境に慣れてきて、2~3時間と、長めのお昼寝をとってくれるようになってきたので、この時間で私も休無事が出来ました。睡眠不足の辛い状態からは、脱出!とまではまだまだいきませんでしたが、肉体的にも、精神的にも、少しずつ落ち着いてきていました。この時期から、出来る限りで、自宅での仕事も始めました。それが、夫婦喧嘩の引き金でした。

赤ちゃんとの1日のスケジュール

1日のスケジュール
お昼寝までの時間

朝は赤ちゃんと一緒に6時起き!うちの子は、夜中に4、5回授乳で起きるのに、朝も早かったです(泣)。朝、主人の朝ごはんと、お弁当を作って送り出したら、洗濯物を干して掃除をして、10時頃に近所へ、朝の散歩に出てあげます。だいたいが、買い物ついでに出ることが多かったです。天気が悪いときは大変なので、家にこもっていました(苦笑)。生後2か月くらいまでは、午前中に1回、午後に1回ほどお昼寝をします。昼間の外出時間が、ちょうどお昼寝時間。外出てあげてるのに、「寝てるじゃん!」とツッコミたくなりますが、寝ていても、赤ちゃんは肌で外にいることを感じているんだとか。お昼前には、自宅へ戻り、赤ちゃんがベビーカーで寝てくれている間のちょっと時間で、仕事。泣き始めたら授乳して、泣き止まなければ抱っこであやしながら、仕事。眠ったら、お昼を食べながら仕事。お昼食べて終えてまだ寝てたら、私も一緒に昼寝タイムでした。うちの子はお昼寝でぐっすり寝ちゃうのか、夜の睡眠が安定するまで、本当に時間がかかりました。今思えば、過保護に、お昼寝のとき寂しかろうと、横で私も寝てあげるのが良くなかったんだと思います。赤ちゃんは隣に私がいると安心するのか、昼間は何度か起きても、授乳なくすぐにまた寝てくれて、3、4時間寝ることもありましたから(笑)。睡眠不足な私の、唯一の休息の時間でもあったので、生後6か月頃まで、午後のお昼寝は、こんな感じで一緒に寝てました。だから、夜何度も起きていたんでしょうね・・・。

夕方からの戦い

夕方になったらお風呂と夕食の準備。うちの主人は帰りが遅いので、基本戦力外でした。夕飯も、お風呂も、着替えも、寝かしつけも、全部一人。文字で書くと大したことないじゃん!と思われるかもしれませんが、赤ちゃんはいつでもご機嫌でいてくれるワケではありません。夕方からのこの戦いが、本当に大変なんです。日中はごきげんだった赤ちゃんも夕方には泣く頻度が増えてきます。黄昏泣きという言葉があるくらいですからね。もれなくうちもそうでした。夕飯の準備も、お風呂も、着替えも、寝かしつけも、思うようになんて全然いきまません。赤ちゃんギャン泣きの状態で、夕飯準備。この時期、まだ首が座っていないので、前抱き抱っこのままの準備です。手元が見えないので、いつもの倍くらいかかります。出来上がって食べるときも、ご機嫌悪くて大泣きしてることがほとんどでした。そんなときは、授乳しながら食べていました。それに加え夕方は、私も疲れがたまっているのか、夕方の母乳の出が悪いようで、かなりの頻回授乳をカウントしていました。お風呂も、ママと離れるのが嫌なのか、ドアの外で大泣き!自分は急いで洗って、子どもを迎えて、また入って。お風呂につかっているときは、気持ちがいいのか泣き止んでくれるのですが、また出して、着替えさせるときに、「寒いよ~!嫌だよ~!」と大泣き。そのまま、「眠いよ~!」となるのか、寝るまでずっと泣いて、おっぱい吸わせて。赤ちゃんも泣き疲れて、おっぱい吸ったまま寝て。おっぱい離すと、「まだ吸うよ~!」とまた起きて。私は、残りの仕事を片付けるべく机に向かって、ママが隣にいないことがすぐバレて、また泣くので、添い寝して。こうしてなんとか寝かしつける毎日でした。私も疲れ切って、寝落ちしてしまうことも多かったです。

夕方は、ママも赤ちゃんも限界!

夕方はママも赤ちゃんも限界!
生後2か月で、お昼寝をしてくれるようになってきたので、「これなら仕事ができる!」私は、そう自信をもっていました。私は、仕事をしていないとダメというか。自分の楽しみが仕事というか。育児だけ、家事だけしている自分が好きではなかったので、自然と自分を追い込んでいました。でも、自分では自覚がありませんでした。私は、完全にキャパオーバーしていました。育児も家事も仕事も、全て完璧にこなそうとしていたんです。全部自分がしっかりやらなきゃ。でも、全て完璧にできるほど、器用ではありませんでした。

ある日の夕方、主人と大ゲンカをしてしまいました。夕方は、ママも赤ちゃんも限界な時間。その日の主人は、帰宅した瞬間からソファにドカッと座り、テレビを見ながらスマホゲームを始めました。泣く子どもをあやす私と、替わる素振りもみせません。山盛りになっている洗濯物も、手伝う素振りもありません。夕飯の食事ができるまで、こうして待っているつもりです。分かります。仕事で疲れてきて、休息の時間が欲しい主人の気持ちも分かります。でも、キャパオーバーだった私には、主人の気持ちを理解する余裕がありませんでした。日頃から、「手が空いた時にでも、洗濯ものたたんでくれる?」とか、「食事の後、ちょっと洗い物してくれると嬉しいな」と主人には伝えていまいた。きっと、この時すでにキャパオーバーだったんだと思います。どうして毎日言わなければわからないのか、何度言えばやってくれるのか、もう限界だった私は、夫をなじり、大喧嘩になってしまったんです。どうしてこんなことになるんだろうと、そのときは本当に辛い気持ちしかありませんでした。

産後の夫婦喧嘩、意味があった!

産後の夫婦喧嘩、意味があった!
振り返ってみて、当時の主人にとって、自宅は休憩の場。家事や育児を手伝うという習慣が、もともと無かったんですよね。どのタイミングで、どういう時にサポートすればいいのか、よく分からないと言っていました。で、「仕事で疲れているし、言わない方がいいかな」と気遣っていた私は、爆発!「今、これ手伝って!」「次、これやって!」と、私がきちんとやって欲しいことを言えていれば、夫婦喧嘩にはならなかったのかなと思います。というか、言わないでもやって欲しいんですが、出来ないことが分かったので、これを機に、しっかりと伝えようと学びました。その後も何度か、夫婦喧嘩しました(苦笑)。でも、お互いの意見を言い合えて、段々と価値観を合わせていけたので、意味のある夫婦喧嘩だったなと思います。うちの主人がそうだったように、きちんと細かく言葉で伝えていけば、パパも段々と変っていってくれると思います。きちんと細かくがポイントです!「これで分かるでしょ!」では、パパには伝わりませんから(笑)。

産後の夫婦喧嘩、女性ホルモンが不安定だからとか、色々書いてありますが、それも1つの要素だとは思います。でも、それだけではないと思います。私が思うには、命を預かるという大変な仕事をこなしながら、家事も仕事もと、色々とやらなければならない状況が、夫婦喧嘩を作っていると思います。簡単にいうと、ママは、間違いなくキャパオーバー!だから、主人や、まわりのサポートが大事。何でも自分で出来る!と思いがちですが、自覚がないだけで、それではいつか爆発してしまいます。夫婦喧嘩、私はして良かったなと思いますが、夫婦喧嘩へ至る前に、私が爆発する前に、やって欲しい事を穏やかに伝えられていたら、もっと良かったなと思います。あ、でも、穏やかに言っているうちは、主人も変わらなかった気もするので、ある程度の夫婦喧嘩も、必要かなと思います(笑)。