新生児の赤ちゃん、こんなに吐いてて大丈夫!?

我が子の吐き戻し体験

母乳の吐き戻し
赤ちゃんにとって、おっぱいやミルクを飲むということは、初体験。いくら、本能でおっぱいや哺乳瓶を吸うことができても、自分の必要量が分からず、飲みすぎて吐いたり、ゲップが上手に出ずに、母乳やミルクを吐き戻してしまうことは、結構多いです。我が子も、新生児期にかなり吐き戻していました。特に2人目!1人目のときは、おっぱいを飲むのがとっても上手で、ゲップもあまり出ませんでした。ですが、2人目のときは、おっぱい飲むたびに、ゲホッ。しかも、結構な勢いで吐いていたので、心配でした。1人目のときは全然大丈夫だったのに。この子に何か問題があるのかな。私の母乳の量が多すぎるとか?2人目といえど、分からないことだらけでした。

不安になったら専門家に相談!

不安になったら専門家へ相談!
ただただ心配していても仕方がないのと、いくらネットで調べても、どれが自分の子に当てはまるのか分からなかったので、まずは、保健師さんへ相談。すると、「新生児期の吐き戻しは結構あるよ~」とのこと。おしっこがきちんと出ていることと、体重が増えていれば、大丈夫と言われました。また、飲んだ後すぐに吐き戻すことを伝えると、「たぶん、おっぱいを飲むのが下手で、空気もいっぱい飲んじゃうタイプなのかも?」とのこと。ゲップがうまく出ずに、吐き戻しちゃうようです。それから、授乳の後は、しっかりゲップタイムを設けることにしました。出しそびれたゲップで、たまにうっぷっと出ることはありましたが、だいぶ良くなりました。ちょっとホッとしました。その後、3か月検診でも特に異常がなかったので、一安心。やはり、プロの方からのお墨付きは、安心します。1人で悩んでいるより、専門家に相談すると、気が楽になりますよ。

どうして赤ちゃんは、吐き戻すの?

原因は様々です。ですが、その多くが、母乳の飲ませすぎらしいですよ。まだまだ胃が未熟なのと、満腹中枢が未発達なので、母乳の出が良い人だと飲ませすぎることが多いようです。その他にも、いろんな原因があります。

吐き戻しの原因

1、母乳の飲ませすぎ
2、赤ちゃんが空気も一緒に飲んでしまう
3、ゲップが上手に出せない
4、胃のつくりが未発達

新生児期の吐き戻しは、生理的な物に近いので、そこまで気にする必要もないかもしれません。吐き戻す回数が多く、体重が増えていなかったり、血が混じっていたり、おしっこが出ていないなど他にも問題がある場合は、早めに小児科へかかることをおススメします。どちらにせよ、不安なことがあれば、素人判断せず、専門家に相談すると安心です。

赤ちゃんのクセを観察して、吐き戻しを解決!

赤ちゃんをよく観察して!
吐き戻しに悩んだら、まず、赤ちゃんのクセをよく観察することです。

1、飲んだあと、苦しそうに泣くタイプ

1の飲んだ後苦しそうな場合は、ゲップがしたいサイン。このタイプの赤ちゃんは、授乳後にゲップタイム(縦抱き)を設ければ解決すると思います。また、授乳後、飲んだ母乳に押されて、お腹が苦しくて泣くこともあります。こんな時も縦抱きが良いです。寝ている状態だと、胃が圧迫されるので、飲んだ母乳が下にいくように、縦抱っこをしてあげてみてください。赤ちゃんは、お腹いっぱいのときも、口をパクパクさせておっぱいを欲しがるような仕草をすることがあります。この見分け、1人目のときはかなり判別難しいです。お腹がすいてるパクパクなのか、お腹いっぱいのパクパクなのか、自分の子の癖をよ~く観察してみてください。

2、苦しそうじゃないけど、飲んですぐ泣くタイプ

2の苦しそうじゃないけど、飲んですぐ泣くタイプは、要注意!ついつい、「まだ飲みたいのかな!?」と思いがちですが、本当におっぱいを欲しがって泣いてますか?赤ちゃんは授乳後、眠たくなることが多いです。新生児期は特に、授乳しながら寝てしまうこともしばしば。そんな眠いときに、「そろそろいいかな」とおっぱいを離してしまうと、「ぎゃーーーー!!」となります。そこでまた母乳をあげると、ついつい赤ちゃんは飲みすぎてしまい、ゲボッと吐き戻してしまうというワケです。この場合、ある程度の授乳時間を設けたら、抱っこしてあげるなどして、寝かしつけをしてあげると解決します。赤ちゃんの満腹中枢はまだまだ未熟なので、与えられたら、与えられただけ飲んでしまいます。母乳の場合、「消化が良いからいくらあげたって良いのよ~」という言葉の後押しもあり、ついつい、母乳をあげてしまいがち。吐き戻しが多い赤ちゃんの場合は、授乳し過ぎないようにしましょう。

他にもあるある!吐き戻しの解決方法♪

吐き戻しの解決方法
あとは、授乳する時間の間隔を開けることも重要です。成人した大人でも、常に食事を与えられ続けたら、泣きたくもなりますし、食べ過ぎると戻すのと同じで、満腹中枢機関の発達・未発達に限らず、飲まない時間を意図的に作り出すことで、赤ちゃんが吐く回数は減るはずです。うんちをすませてから授乳させるのも有効です。赤ちゃんによっても個人差はありますが、およそ2時間半から3時間ほどの間隔をあけて授乳してあげると良いそうです。窒息などのような症状が見られる場合は、すぐに病院を受診することをおすすめします。