母乳育児には「心構え」が意外と大事!

「母乳で育てよう!」と強く願う!

母乳で育てる心構え
助産師さんからまず聞かれたのが、「絶対に母乳で育てたい?」ということでした。当時の私は、そこまでこだわりがありませんでした。しかし、授乳を重ねていくうちに、私は、絶対に母乳育児がしたい!と思うようになりました。(おっぱい出なくて、足りないー!!と泣き叫ぶ我が子を前に、「ママ頑張る!」と決意!)この>『絶対に』というのがポイントです。「絶対に母乳で育てる!育てたい!」と願う気持ちが、母乳育児を叶えるためには一番大切だそうです。この強い気持ちがあれば、ほぼ母乳育児ができたも同然とのこと。2人の息子を育てた私も、そう思います。物資の足りない阪神大震災のとき、母乳育児の割合は増えたそうです。ミルクが手に入らない状況だったこともあり、「絶対に母乳で」と強い願いがあったからこその結果だそうです。今一度、「絶対に母乳で育てよう!」と強く願い、母乳で育てる心構えをしてみてください。この心構えをするのと、しないとでは、結果が違います!というのも、母乳を出すには、かなりの根気が必要です。強い気持ちでないと、手軽に与えられるミルクに、簡単に頼ってしまうと思います。もちろん、ミルクに頼ることが、悪いことではありません。ですが、母乳の分泌を増やすには、何より赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが大切なんです!「ミルクは最終手段」というくらいの強い気持ちでもって、赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらえば、自然と母乳は出てくると思います。

努力する!

次に大切なのが、おっぱいを何度も吸わせること。だそうです。この努力は、断じて惜しんではいけないとのことでした。私もそうでしたが、産後の疲れた身体に、ムチを打つかのような育児と、不規則な授乳でクタクタなママさんは、赤ちゃんの泣き声を聞くだけて、もうやめて~!!と悲鳴をあげたくなることもあると思います。ですが、根をあげずに、おっぱいを吸わせる努力をすることが、母乳育児の何よりの近道だそうです。おっぱいは吸わせれば吸わせるほど、出ると言われました。産後すぐ、1日に30回以上おっぱいを吸わせているママと、1日に8回ほどしか吸わせないママとでは、その後母乳育児になる確率は違うのよ~と言われました。また、おっぱいを出すホルモンは、夜間に多く分泌されるので、夜の授乳は欠かさずやりましょう!と言われました。夜間の授乳をサボると、母乳がだんだんと出なくなってしまうそうです。赤ちゃんが夜中、よく寝てくれる場合は、搾乳するといいそうですよ!出産し、母乳育児をしてきた中で、この赤ちゃんにおっぱいを何度も吸わせることの重要さ、身にしみて感じます。この努力を惜しまなければ、今は母乳が足りなかったり、出なかったりしていても、次第に赤ちゃんが欲しがるだけ出るようになってくると思います。